世界的なカオスを強かに生きるため、令和元年に大愚和尚が提唱した、新時代の「仏教」です。
仏教は決して古びた、時代遅れの教えではありません。ブッダの教えは、ブッダの死後2500年の時を超えて、今なお燦然と輝きを放っています。混沌の世界にあって、強かに、しなやかに生きる道標となります。
佛心宗 大叢山福厳寺住職。(株)慈光マネジメント代表取締役。慈光グループ会長。佛心僧学院学長。
僧名「大愚」は、大バカ者=何にもとらわれない自由な境地に達した者の意。 駒澤大学、曹洞宗大本山總持寺を経て、愛知学院大学大学院にて文学修士を取得。 僧侶、事業家、作家・講演家、セラピスト、空手家と5つの顔を持ち、「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶。
愛知県小牧市に540年の歴史を誇る禅寺、福厳寺の弟子として育つ。3歳で経を習い5歳で葬儀デビュー、10歳で僧籍を取得するも、厳しい師匠や堅苦しいしきたり、「お寺の子」と噂される重圧に反発して寺を飛び出す。
32歳で起業。慈悲心を具現化したいと、複数の事業を立ち上げて軌道に乗せる。社員教育は人間教育であることを実感し、40歳を目前に寺に戻ることを決意。 事業を後進に引き継ぎ、インドから日本に到るまでの仏教伝道ルートをはじめとする世界23カ国を遊行し、現代における寺や僧侶のあり方を問う。
平成27年に福厳寺31代住職に就任。令和元年には、仏教の本質に立ち返って「慈悲心、知恵、仏性を育む」ことを宗旨とする佛心宗を興し、従来の慣習や常識にとらわれない、会員制寺院として新たなスタートを切る。
現在は、住職としての職務のほか、内弟子僧侶の育成、仏教の教えを体感で学ぶ「大愚道場」、インターネットを通じて「仏教の本質と実生活への応用」を学ぶことができる「佛心僧学院」、心技体を備えた次世代の経営者を育成する「仏教経営マンダラ研究会」を開催するなど、様々な切り口から仏教を伝えている。
今後は、人口減少、少子高齢化によって消滅しつつある地方寺院の復興モデルとして、「テンプルステイ」や「寺町構想」を計画。「人づくリ、生きがいづくり、町づくり」をテーマに、「心も生活も豊かな、小さくとも美しい寺町を作ろう」と提案する「寺町構想」には、国内外の経営者から関心が集まっている。 また、過食、拒食、リストカットを繰り返す少女の母親からの相談をきっかけに始めた、動画配信サービスYouTubeでのお悩み相談番組、『大愚和尚の一問一答』には、連日多くのお悩みが届き、反響を得ている。